台湾の野犬・放し飼い事情を台湾一周経験者が解説【あの頃、犬に追いかけられた】

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大家好!
たつきちの台湾ブログへのご訪問ありがとうございます。
僕は以前2ヶ月かけて徒歩で台湾一周したのですが、どの瞬間も決して気を抜けなかったんですよね。

というのも台湾一周中は、野犬がいつ目の前に出てきてもおかしくない状況だったんです。
この動画のように、台湾一周中は毎日のように野良犬とも飼い犬とも言えないような犬と遭遇し、吠えられ、追いかけ回されました。
ただこのような田舎だけではなく、市街地でもリードを繋がれていない犬をよく見かけるんですよね。
そこで今回はデータ+台湾一周の体験談を用いて、台湾の野犬情報について紹介していきます!
目次
1.台湾の飼い主がいない犬(遊蕩犬)の数
動物保護資訊網の2018年の調査によると、台湾の誰が飼っているわけでもない犬(遊蕩犬)の数は合計14万匹以上とのこと。
1位 台南市 | 22,176匹 |
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2位 彰化縣 | 16,473匹 |
3位 新北市 | 12,202匹 |
4位 屏東縣 | 10,973匹 |
5位 桃園市 | 9,686匹 |
台湾におけるこのような犬の数で最も多い都市は観光地として人気のある、台湾の古都「台南市」でした。
確かに台南市街地から少し離れたところや、安平の近くでも野犬か飼い犬か判断しかねる犬を見かけましたね。。
2.台湾一周してわかった野犬がよく出る場所
台北市以外はどこでも野犬を見かけました。
僕が台北から西回りで出発してから初めて野犬と遭遇したのは、桃園の小さな街、楊梅にて。
2匹の犬が僕を見つけると、全速力で追いかけてきました。
そこで僕が急いで車の後ろに隠れると、次は僕を挟みこもうとしてきたのです。
なんとか逃げきれましたが、今でもかなりトラウマです。

この件以降は台北に戻るまで、毎日のように、野犬か飼い犬かわからないような犬を見かけました。
人気の少ないところだけではなく、台湾のローカルスポットや街でも普通に群れでうろついています。
犬がいても住民は慣れた様子で素通りしていましたが、正直僕はかなり怖かったです、、
3.何度も追いかけられて気づいた台湾の野犬の特徴
1.自分のテリトリー内に入ると追いかけられる
都市で日向ぼっこをして寝ているような犬は人に慣れているので、近くを通ってもあまり反応しません。
一方で街ではなく、人気の少ないところにいる野犬と出会った場合は注意が必要です。
それらの犬が僕のことを認識すると、8割ほど僕の近くに来て吠えられました。
ただほとんどの犬は自分のテリトリー外へと追っ払うために、追いかけてくるように見えました。
2.番犬にはほぼ追いかけられる
僕は台湾一周中、野犬だけではなく飼い犬にもよく追いかけられました。
台湾の田舎では飼い犬にリードをつけていない家が多いので、家の前を通るたびに接近し吠えられます。
その中でも衝撃的だったのが台湾東部を歩いていた時のこと。
僕を追いかけているのが自分の飼っている犬と気づいた家主は石を犬の方に投げつけて、怒鳴っていました。
石を投げて怒るのならリードつけて欲しかった。。
4.野犬と遭遇した時の対処法
背を向けて逃げてはいけない
野犬と遭遇した場合、背を向けて逃げてはいけません。
台湾の野犬が本気で走ると、自転車も普通に追いつかれてしまうので、自力で逃げ切るのはほぼ不可能です。
まずは背を向けずに少しずつゆっくりと犬から遠ざかりましょう。
木の棒か傘などの距離を保てるものを持っておく
元々持ってないといけないのですが、犬と一定の距離を保てるので木の棒や傘を持っておくとかなり使えます。
僕が出会った徒歩で台湾一周をしている台湾人の方も同じく木の棒を持っていました。
台湾の田舎を歩く際、野犬に襲われないか心配な方はこのように距離を保ちやすいものを所持しておくと良いでしょう。
5.台湾の野犬、放し飼いの犬まとめ
今回は徒歩で台湾一周した経験から台湾の野犬や放し飼いされている犬について紹介しました。
台湾の治安は良いと言われますが、台湾の田舎道、ローカルスポットではよく犬を目にするので、くれぐれも注意してください。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
以上たつきちからでした。
再見!!
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