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【悩みのある大学生へ】アドラー心理学で臆病な自分を変えていこう。

臆病な自分

こんにちは。現在台湾に留学中のたつきちです。

これまで私は大学生活21年間、人の目ばかり気にして相手にいかにしたら嫌われないかということばかり考えていました。

そんな中アドラー心理学を分かりやすくまとめた「嫌われる勇気」を読み、現在の自分を変えられるヒントがそこにはたくさん転がっていました。

そこで今回は「嫌われる勇気」の内容に触れつつ、臆病な自分を変えていくにはどうすればいいのか、アドラー心理学の観点から考察していきたいと思います。

 

今回の記事の概要

  • 読んでほしい人

人の目をどうしても気にしてしまう、臆病な自分を変えたい大学生の方

 

  • この記事で最も伝えたいこと

人はこの瞬間から変わることができる

 

  • この記事を読むメリット

アドラー心理学の観点から、臆病な自分を変えるためのヒントを発見することができます。




アドラー心理学とは

アドラー心理学とはかの有名なフロイト・ユングと並び、心理学の三大巨頭と称されるアドラーの名をとった心理学のこと。「個人心理学」とも呼ばれます

アドラー心理学の特徴としては、過去の「原因」ではなく、今の「目的」を考えるということ。

本書では、次のような例がなされてあります。

ある女の子がいて、彼女は人前に出ると顔が赤くなってしまいほどの赤面症の持ち主。

そしてもし赤面症が治ったら、告白してお付き合いしたい男性がいるとのことでした。

普通なら告白するためにはまず赤面症を治さないといけないという考えになります。

 

しかしアドラー心理学の立場から考えると、

彼女が彼に振られるという最悪の自体を避けるために、赤面症という症状を必要としている。

 

つまり赤面症という原因があるから告白できないのではなく、

彼に振られることを避けるという目的を達成するために、赤面症を作り出してたということなのです。

 

そして、原因論ではなく、目的論で考えるべき理由というのは、

原因論ならお金がない、時間がないなどの原因によって変わることはできないが

目的論で考えると後天的に自分が物事に対して選択できる、つまり自分の力で「変わることができる」ということなのです。

 

なので物事を原因論から目的論に切り替えることができると人はその時は変わることができるということなのです。

アドラー心理学は自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するという目的論から考える心理学




人間の悩みはすべて対人関係の悩みである

人混み

またアドラーは「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とまで断言しています。

つまり、人間の悩みは全て他者の存在を前提としており、個人だけで完結する悩みは全く存在しないということなのです。

 

例えば自分の以前の悩みを例として挙げるなら、

付き合っていた彼女に振られて1人飯をするのが辛い理由は、「他の人にあの人いつも一人でいるなあ。友達いないのかな」と思われるのが怖かったから。

 

またインターンのグループワークでついていけず辛く感じたのは「自分に能力がない」という理由で一見他者は関係がないように見えます。

しかし実際は宇宙に自分1人だけなら別に「自分に能力がない」という理由で困ることは全くないのです。

そして「自分に能力がない」と辛く感じる本当の理由というのは、「自分に能力がないということを他の人に知られたくないから」ということだったのです。

人間の悩みは全て対人関係の悩みで、個人だけで完結する悩みなどというのは存在しない。

自分と他者の課題を分離する

アドラー心理学

では、人間の悩みは全て対人関係であるのであれば、どのようにしてその悩みを乗り越えることができるのか。

まず大前提としてアドラー心理学では他者から承認されることを否定しています。

つまり私たちは他者の期待を満たすために生きておらず、同時に他者もまた私たちの期待を満たすために生きてはいないのです。

 

そこでアドラーは「課題の分離」という考えを提唱しています。

 

またまた「嫌われる勇気」に記載の例を挙げて説明していきます。

会社の対人関係に悩んでいる人がいたとする。話が全く通じず、事あるごとに怒鳴りつけてくる。そしてどんなに頑張っても認めてくれず、話さえまともに聞いてくれない。

これもアドラー心理学の立場から言うと、先ほどと同じように

この嫌な上司がいるから、仕事ができないという原因論ではなく

仕事をしたくないから嫌な上司を作り出すという目的論で考えなければなりません。

 

この時にこの苦悩を解決する手段として、まずは

「これは誰の課題なのか」

と分けて考えることを提唱しています。

 

この場合であれば上司の理不尽な怒りは「私」と「上司」どちらが始末するべき課題なのか考える。

誰の課題なのか見分ける方法は

「その選択によってもたらせる結末を最終的に引き受けるのは誰か」

という視点で判断します。

この場合であれば、上司が理不尽な怒りを選択したことによって、イライラするなど負の感情を抱くのは最終的に上司なのです。

なので自分の課題ではないと判断した場合は、自分を曲げてまで頭を下げる必要はないということなのです。

 

もしそれができず承認欲求に縛られた状態でいると、対人関係のカードはいつまでも相手に握られたことになる。

しかしこの課題の分離が実践できれば、対人関係のカードは常に自分が握ることができるということなのです

対人関係の悩みを一気に解消するためには、「これは誰の課題なのか」と考える。そして課題の分離を行う。

対人関係のゴールは共同体感覚

しかしアドラー心理学において、課題を分離するということはただの出発点なのだといいます。

それではゴールは何なのか。

その答えが他者を仲間とみなし、そこに自分の居場所があると感じられること、つまり「共同体感覚」なのです。

つまり課題の分離を行うことによって、他者からどう思われるかを気にしなくなると、私が共同体の中心ではなく、共同体の一部にいるということを感じることができる。

 

そして自分が共同体の中心でなく一部にいることに気が付くと、

「この人は私に何を与えてくれるのか」ではなく

「私はこの人に何を与えることができるか」というように共同体へコミットし、そこから自らの居場所を得ることができるとアドラーは提唱しています。

 

課題の分離共同体感覚へと進むためには、全ての人間関係を「横の関係」にしないといけないと言います。

そして「横の関係」を築くためには、

ほめる、叱るといった相手を評価する「縦の評価」ではなく

誰とも比べることなく、ありのままに見て、そこにいてくれるという相手が存在するというレベルで喜び、感謝する

ということが大事だと言います。

アドラー心理学は課題の分離から始まり、共同体の一部にいるという共同体感覚がゴール。

幸せとは貢献感である

自己への執着から他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになる時に必要となってくるのが、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」なのだといいます。

「自己受容」とはできもしないのに、私は強い!!などと自らに暗示をかける「自己肯定」とは違い、できない自分をありのままに受け入れるということ。

 

そして、自己受容でありのままの自分を受け入れることができれば、次は条件付きの「信用」とは違い、相手を信じるにあたっていっさいの条件をつけないという「他者信頼」が大事になってきます。

これは、あらゆる他者を信頼し、どんなにだまされても信じ続けないといけないというものではなく、対人関係をよくするため、横の関係を築くための手段ということです。

なので自分が相手との関係をよくしたいと思わないのなら、断ち切ることは自分の課題なので、相手との関係をハサミで切ってしまっても構わないのです。

 

そしてありのままの自分を受け入れる「自己受容」と他者に対して無条件の信頼を寄せる「他者信頼」ができれば、次に「他者貢献」が大事になってくるとアドラーはいいます。

またここでの「他者貢献」とは自己犠牲で周りの人に尽くすのではなく、私の価値を実感するためにこそなされるという意味で使われています。

そして他者貢献ができれば自分は誰かの役に立っている!と実感できると、またありのままの自分を受け入れることができるようなるのです。

 

そしてこの「嫌われる勇気」では幸せを以下のように定義しています。

「幸せとは貢献感である」と。

この貢献感は他者からの承認から得るものでなく、誰かの役に立っているという主観的な感覚だということです。

 

またアドラー心理学では自由に生きるための人生の大きな指針として導きの星を掲げています。

その導きの星とは「他者に貢献する」ということ。

この「他者に貢献する」という導きの星さえ忘れなければ、迷うことはないし、なにをしてもいいのです。

 

そして「他者貢献」という星に向かって、「今ここ」を真剣に生きていれば自分にとっての人生の意味が明らかになると最後に結論付けられていました。

共同体感覚を持てるようになる時に必要になるのが「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」

どんな時でも「他者貢献」という輝きの星さえ忘れず、今ここを真剣に生きていれば、自分にとっての人生の意味が明らかになる。

【まとめ】この記事で伝えたかったこと

  • アドラー心理学とは経験に与える意味によって、自らを決定するという目的論から考える心理学。
  • 人間の悩みは全て対人関係の悩みである。
  • 対人関係の悩みを解決するためには、これは誰の課題なのかと考える。
  • アドラー心理学は「課題の分離」から始まり、他者を仲間とみなし自分の居場所が感じられる「共同体感覚」がゴール。
  • 共同体感覚を持てるようになるには「自己受容」→「他者信頼」→「他者貢献」というサイクルを回していけばよい。
  • どんな時でも「他者貢献」を忘れず今ここを生きれば人生の意味が明らかになる。

要点はこんな感じです。

まだまだここに書いてあるのは「嫌われる勇気」に書いてあることの一部でしかないので、もし臆病な自分を変えたいという方や、アドラー心理学に興味があるという方はぜひぜひ読んでみてくださいね!!

 

ちなみに続編も出ています。
こちらは主に「自立」と「愛」をテーマに書かれているので興味のある方はぜひぜひ読んでみてくださいね!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上たつきちからでした!!



 

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