偉人の言葉

【スピーチ書き下ろし】世界で最も貧しい大統領ホセ・ムヒカから「幸せ」とは何か探ってみる。

こんにちは。

初めて筆箱ぐらいの大きさの野生のリスが木の上で寝ているのを見て、ちょっとした幸せを感じている大学生たつきちです。

さて大学生の内から「幸せ」についてあまり考えることは多くないと思います。

自分も台湾に留学するまでは「幸せとは何なのか」と考えたことはほとんどありませんでした。

しかし、留学して1人でいる時間が多くなったので、自然とこのことについて考える機会が増えました。

そんな中幸せについて考える際、自分に「幸せとは何なのか」という答えに対するヒントを与えてくれた方がいました。

そこで今回はどこか今の生活に心から満ち足りていない大学生の方に向けて、「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれるホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領を紹介したいと思います。

この記事を読んで少しでも、皆さんが「幸せとは何なのか」ということを考えるきっかけになれば幸いです。

ではどうぞ。

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ホセ・ムヒカ大統領ってどんな人??

ホセ・ムヒカは大統領時代、大統領にも関わらず、月収の9割を寄付し、毎月10万円で生活していました。

個人の資産はの中古車の愛車のみ。

そんな彼が世界中に知られるようになったのは、2012年の「国連持続可能な開発会議」のスピーチでした。

この多くの人の心を打ったスピーチにより、日本でも彼の絵本「世界で最も貧しい大統領のスピーチ」が発行されるなどと話題になりました。

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダーノ(西: José Alberto Mujica Cordano, 1935年5月20日 – )は、ウルグアイの政治家。

2009年11月の大統領選挙に当選し、2010年3月1日より2015年2月末までウルグアイの第40代大統領を務めた。バスク系ウルグアイ人。

愛称はエル・ペペ。報酬の大部分を財団に寄付し、月1000ドル強で生活している。その質素な暮らしから「世界で最も貧しい大統領」としても知られている。

wikipediaより引用

【動画】ホセ・ムヒカ大統領の国連スピーチ

下に全文書き出しを載せましたが、まずは動画で見ることをお勧めします。

【全文書き出し】ホセ・ムヒカ大統領の国連スピーチ

この場に出席されている世界各国の代表の皆さんありがとうございます。

お招きいただいたブラジル国民そして、大統領閣下に感謝します、

これまでに発言されたすべての方々が表明された誠意にも、大いに感謝いたします。

一国家指導者として、貧しい人々のための取り決めづくりに仲間として共に参加することを表明いたします。

 

しかし、私たちにもいくつか声高らかに質問することをお許し願いたい。

今日の午後ずっと私たちは「持続可能な発展」と「膨大な数の貧困者対策」を話し合ってきました。

けれど私たちの本音は何でしょう?

今の発展を続けることが本当に豊かなのでしょうか?

 

質問させてください。

もしドイツ人が一家族ごとに持っているほどの車をインド人もまた持つとしたらこの地球はどうなってしまうのでしょうか?

私たちが呼吸できるほどの酸素は残されているのでしょうか?

 

もっとはっきりいいましょう。

最も裕福な西側諸国と同じようなレベルで70億、80億の人々に消費と浪費が許されるとしたら、それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか?

それは可能なのでしょうか?

それとも別の議論が必要ですか?

 

今のこの文明をつくったのは私たちです。

私たちは市場と競争社会から文明という落とし子を生み出し、物質面での驚異的な進歩をもたらしました。

そして市場経済は市場社会をつくり出し、それを世界規模に拡大してしまいました。

いわゆるグローバリズムです。

そのグローバリズムを私たちはコントロールできていますか?

逆にコントロールされてはいないでしょうか?

こんな残酷な競争成り立つ社会で「みんなで世界をよくしていこう」なんて議論が本当にできるのでしょうか?

私たちは本当に仲間なのですか?

私は今回の会議を否定するために言っているのではありません。

違います。逆です。

我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は決して環境問題ではなく、明らかに政治の問題なのです。

人類は今消費社会をコントロールできていない。

逆に人類のほうが強力な力に支配されているのです。

 

我々は発展するためにこの地球上にやってきたのではありません。

幸せになるためにやってきたのです。

人生は短くあっという間です。

しかしその人生こそが何より価値あるものなのです。

 

余計なものを買うために、もっともっと働いて人生をすり減らしているのは消費が「社会のモーター」となっているからです。

なぜなら消費が止まれば経済がマヒしてしまい、経済がマヒすれば不況というお化けが我々の目の前に姿を現します。

しかし、今この行き過ぎた消費主義こそが地球を傷つけ、さらなる消費を促しています。

賞品の寿命を縮め、できるだけ多く売ろうとする。今の社会は1000時間持つような電球はつくってはいけないのです。

本当は10万時間、20万時間ももつ電球はあるのに、そんなものはつくらない。

なぜなら我々はもっと働き、もっと売るために「使い捨て文明」を支える悪循環の中にいるからです。

 

これは政治問題です。

我々は今までと違う文化のために闘い始めなければならない。

石器時代に戻ろうとはいっていません。

このままずるずると消費主義に支配されるわけにはいかない。

私たちが消費主義をコントロールしなければならないと言っているのです。

ですから私はこれが政治問題だと言いました。

とても謙虚な思いからです。

かつての賢人たちエピクロスセネカ、そしてアイマラ人たちは次のように言っています。

「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」と

 

大切なのは考え方です。

だからこそ皆さんと共にこの会議に参加し、国家指導者として皆さんと共に努力したいのです。

私の発言は皆さんを怒らせるかもしれない。

しかし、気づかなくてはいけません。

「水問題」や「環境問題」がことの本質ではないということです。

見直すべきは我々が築いてきた文明のあり方であり、我々の生き方です。

なぜそう思うのか。

 

私は環境に恵まれた小さな国の代表です。

人口は300万人ほど、いやもうちょっと320万人ほどしかいません。

けれど世界で最もおいしい牛が1300万頭、また素晴らしい羊が800万から1000万頭。

食べ物、乳製品そして肉の輸出国です。

国土の90%が有効に使えるほど豊かな国なのです。

だからかつて私の仲間たちは8時間労働のために闘い、ついには6時間労働を勝ち取った人もいます。

しかしそうなったら今度は仕事を2つ持つようになりました。

なぜか?

たくさんの支払いがあるからです。

バイクやマイカーのローンを次から次へと支払っているうちに、私のようなリウマチ持ちの老人になって人生が終わってしまう。

そして自分に問いかけるのです。

これが私の一生だったのかと。

私が言っているのは基本的なことです。

発展は幸せの邪魔をしてはならない。

発展は「人生の幸せ」、「愛」、「子育て」、「友達を持つこと」そして、「必要最低限のもので満足する」ためにあるべきものなんです。

なぜならそれらこそが一番大事な宝物なのだから。

環境のために闘うのなら一番大切なのは人類の幸せであることを忘れてはなりません。

ありがとう。

ホセ・ムヒカのゲリラ活動というもう1つの顔

このスピーチを見ると、ホセ・ムヒカは素朴ないい人であるというイメージが思い浮かびますが、実はホセ・ムヒカにはゲリラ活動に従事するというもう一つの顔がありました。

若かりし頃のホセ・ムヒカはキューバ革命の影響を受け、巨大な利益を得ている会社への襲撃などを行い、その中で6発の銃弾を受け、4回に渡り、逮捕、投獄を経験しました。

さることながら、この期間にたくさんの拷問も受けてきました。

特に聞いて耳が痛いのは、餓死しない程度の食料しか与えられず、だれとも話すことができない独房での監禁生活。

しかもこれがなんと10年以上続いたそうです。

しかし、そんな中でも生きる希望を諦めず、無事出所し、その後大統領に当選したという過去を持っています。

心に突き刺さるホセ・ムヒカ名言集

そこでここからは苦難に苦難を重ねたホセ・ムヒカの名言の内、自分が心に響いたものを5つピックアップして紹介したいと思います。

世界を変えられるわけではありませんが、あなた自身は変われるんですよ

 

異なるものにも寛容であって初めて、人は幸せになることができるんだ

 

人生で最も重要なことは勝利することではなく、歩くこと。

歩き続けることなんです。

言い換えると、転んでも再び起き上がり、また新たに何かを始める勇気を持つこ

ととなります。

何かに打ち負かされても立ち上がるということでもあります。

 

人は苦しみや敗北からこそ多くを学ぶ。

以前は見えなかったことが見えるようになるから。

 

生きる時間とは何か?

自分が自由に使える時間のことです。やりたいことをやる時間のことです。

以上ホセ・ムヒカの名言集でした!

ホセ・ムヒカに関するまとめ

今回大統領時代の経歴、国連でのスピーチ、ゲリラ活動の過去、名言という形でホセ・ムヒカという人物を紹介させてもらいました。

今まで数々の苦難を乗り越えてきたホセ・ムヒカの言葉だからこそ、言葉の節々に彼の想いが詰まっていて、私たちの心を動かしてくれたのではないかなと感じています。

では最後まで読んでいただきありがとうございました!!

以上大学生たつきちでした!!

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