最近徐々に耳にするようになりその存在が知られるようになってきた3Dプリンターですが、実際にこれがどういったものなのか、どんなものを作ることが出来るのか詳しくわからない人がほとんどなのではないでしょうか。今回はその3Dプリンターの基礎知識を紹介します。
3Dプリンターとは?
3Dプリンターとは、3DCADの設計データ(3次元的なデジタルモデル)をもとにして、スライスされた2次元の層を1枚ずつ積み重ねていくことによって、立体モデルを作り出す機械のことです。
3Dプリンターのはじまり
世界中で使われているこの技術ですが、実は始まりは日本なのです。1980年に名古屋市工業研究所に勤務していた小玉秀男氏により考案されました。この時は光硬化性樹脂を使った光造形法の特許を出願しました。その後、アメリカの企業のチャック・ハル氏がアメリカと日本で光造形に関する特許を出願しました。そして、1990年代頃から、会社や企業で商品開発の段階でも活用されるようになりました。
3Dプリンターで出来ること
企業や工場使われるイメージがある3Dプリンターですが、実は産業目的から家庭で使える便利グッズまで、様々なものを製作することが出来ます。ビットカジノアイオーのゲーム 、日常的に手に取るもののほとんどを作ることが出来ます。
一部例:
- 医療用のモデル
- 建築系のモデル
- フィギュア
- 部品の複製
- 花瓶
- ブックスタンド
- スマホスタンド
どんな業種で使われている?
産業的な用途として、主に製造業や製品製作の試作段階で使われることが多いです。
その中でも、自動車、航空、宇宙、ロボット関連、電化製品、金具、治具などの分野で一般的になっています。
試作品製造に費やすコストや時間の削減に繋がるというメリットが特徴になっています。
RSコンポーネンツが運営するサイトDesign Sparkには3Dプリンターの持つ可能性について詳しく記載されています。
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